コイには、タンパク質、ビタミンB1、ビタミンE、ビタミンD、カルシウム、
鉄などがバランスよく含まれているため、滋養に効果のある魚と云われています。
コイは、タンパク質(17.3%)、脂肪(6.0%)が多く含まれているのが特徴で、
このため鮮度の低下がしやすいという欠点はありますが、魚類の中では、
ビタミンB1が特に多く含まれ、エネルギー源となる糖質の代謝に役立ち、
疲労回復の効果があると云われています。
※コイの生肉には、アノイリナーゼというビタミンB1分解酵素が多く含まれ、
また肉には、ヒスチジンというタンパク質を構成する塩基性の
アミノ酸を多く含んでいます。
このほか、昔から妊娠中や授乳期には、滋養のために、コイを食べて母乳の
出をよくして、産後の健康増進を図ったものでした。また、利尿作用もあるため、
むくみ防止にも最適と云われています。
- by 原養魚場
- at 2007年08月16日
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